24時間の達人
著名人の時間管理に対する考え方や仕組みを集めた一冊。時間管理は悩ましい。最近思うのは「見込み違い」だ。5時間程度の想定が4~5倍もかかることがある。それでも満足いくものではない。仕事であればこの見積違いは致命的だ。“過信”の他の何ものでもない。勝間和代は一時期あまりにも出版数が多く信頼感が置けないのとの思いから本としては一度も読んだことがない。だが“過信”について「スケジュールをときに気をつけなければならないのは“自分を過信しないこと”予定と実績との関係を見ると自分の見積の60%~70%しか実現できない」と述べている。私の数値とはかけ離れているがこうした人物でも過信により誤りがあるのなら、尚更慎重になる必要がある。
この壁を破るには“慣れる”まで取組むことだと思っている。2回目になるとスピードが増す。自分のものにするまで取組むということだろう。本も関心薄かった領域だと3~4時間かかることがある。これも事前知識や慣れの問題。分野によるが時事問題だと数冊でスピードが一気に増す。
取り組んだら“自分のものにするまでやり通す”これも時間を有効にするひとつの方法だと思う。