官僚に学ぶ勉強術  久保田 崇

On 2012年8月18日, in 経営者, by admin

官僚に学ぶ勉強術  久保田 崇

官僚に学ぶ勉強術 (マイナビ新書)

官僚批判をする人は多い。だが経済停滞の責を政治家に代わり受けているようにも感じる。政治家にも官僚出身者は多い。このあたりの交流がもっと盛んになれば政治も変わるのではないだろうか。少し横道にそれるが野田総理は、政治キャリアは他の2人や自民党政権末期の首相短い。しかし政策の実行力は数段上のように感じる。それは政治目的の実行が志であり総理が目標ではないからではないか。この違いは松下政経塾にあるのではないか。政局通(好き)には好まれないだろうが、学部や政経塾を通じ政治を学んでいる者と政治家業の身内を通じ政局を学んだものとの違いではないか。どの政党の出身にしてもこうしたキャリアと論理思考を持つ政治家に期待を寄せたい。そうした意味では官僚は政策のプロである。こうした論理思考を極める官僚が日頃どのように勉強をするのかとても興味がある。

結論を先取りすれば知識は得られなかったが、勉強に対する考え方の教示を受けたので紹介させてください。「人生で成功するには「自信」を持つことが重要ですが、自信を持つきっかけになる成功体験のうち、もっとも簡単なのが「勉強」なのです。社会にでれば、運や生まれ、経済状況など、努力以外の要素に結果が左右されるものも数多くありますが、実力本位の受験勉強や資格では、家柄や経済状況などに関係なく、努力がそのまま結果に繁栄されやすいのです。勉強は凡人が持つことができる最強の武器だろ思います。勉強のやり方を知っていることは、夢を実現する技術を持っているのと同じことなので、人生の様々なチャレンジに対して、自信を持って取組むことができりょうになります」

“自信を持つために勉強をする”なにやらスタートラインから違っているようにさえ感じてなりません。“自信を持って仕事に取り組む”が如何に大切かは多くの人が身を持って経験していると思います。成功体験も努力10割に追い風が吹いて成し遂げたものと、なんとなく上手くいったのでは次への展開が全く違う。ここを見誤る経営者が多いように私は感じます。“真なる成功要素とは何か”突き詰めて考えると感謝、価値、謙虚、エゴ、挫折など色々なキーワードが浮かんでくるように思います。
本書からも数多くの学びを受けたように思います。

 

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