甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書)

なんとなく健康への気遣いが昨年の夏から行動にかわりつつあります。朝のランニング、和食中心の生活、禁煙、体重管理、サプリメントなど。お酒だけは適度に抜く程度にしております。禁煙以外は“加える改善”をしてきました。

きっかけは北岳を山行中の息切れでした。山行、自転車、ランニングが一層楽しくなったと喜んでいたのですが、本書を読み進めるうちに一年前とは体調やモチベーションが全く違うことに気がつきました。その原因は食生活の改善にあったように思います。

40歳も超えてくると健康診断の検査結果に気遣い始める人も多いように思います。また50歳に近づくにつれ社会人としての限界が現実的に見え始めるとあまり明るくない人が増えるように感じます。中にはネガを通りすぎ“うつ”?と思う人もいます。その原因の一つに食生活があるとは….。

【…たとえばうつ状態が典型的だと思いますが、人間にはどうしても前向きな考えがもてない状態というのもあります。うつ状態の人は、セロトニンの働きが鈍くなっています。ご存じかも知れませんが、セロトニンというのは脳内の神経伝達物質です。主な神経伝達物質には、このほかにノルアドレナリンとドーパミンがありますドーパミンは行動の動機づけをする神経伝達物質で、人間が何かをしようとするときは事前にドーパミンが大量に放出されます。またノルアドレナリンは「怒りのホルモン」とも称される神経伝達物質で、これが大量に放出されると、覚醒や集中、積極性が増す、また痛みを感じなくするといった働きがあります】

まず、これらには良質の「タンパク質」が効果的とのことです。そのポイントは「原型」にあったのです。それはステーキや魚などをさします。タンパク質を効率よく利用するには玄米、豆腐、さんま、イワシのような青魚が効果的とのことです。このほかには炭水化物やビタミンなどがあげられています。ここで求められる食材を昨年の夏から知らずに【摂取】していたことに本書を通じて気がつきました。

読みながら【食べているな】と感じたとき、そういえば【体調良いかも】と気づいたのです。もともと悪いわけではなかったので意識はしませんでしが、相当違うように思います。それでも本書ですすめる【朝食】を取っていませんでした。本書を読んだあとはさっそく実行に移しています。3ヶ月~半年で効果がでるのかなと期待しています。

メンタルも含めて最近体調がという方やもっとアグレッシブにという方におすすめの一冊です。

 

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