課題にした戦略論。日々読み込んではいるものの遅々として進まない。時間が無かったことから前回はざっくりと読んだのだが、理解が不足していたように感じる。今回は難解なところは図に落とし理解度を確認しながら進めている。
競争環境(独占市場~完全競争市場)をエリアマーケティングで捉えながら考察を試みた。中小企業は地域密着型の企業が多い。飲食店を例にとると同一エリアでも牛丼店と客単価10000円の店が混在している。またファミリー、グループ、年齢などの要素も考えなければならない。少し細かく分析し対象エリアに少ない業種を選択するのはひとつの方法である。これなら人口調査と対象エリアを1日歩けば目安が立つ。そのうえで候補を幾つかだし検討を重ねるのもひとつの方法だ。
そうなれば広告手法のコストダウンも可能となる。如何にニッチを感じ取るかが分かれ目となる。大手資本であれば大型店舗、人海戦術、広告展開、値引き、長期投資が可能だ。だが小規模店舗は設備資金、赤字に絶えられる期間が限定される。同一マーケットで競争をすればこのすべての要素と競争をすることになり、勝負は極めて難しい。単に家賃だけの問題ではない。それならば自社独自のマーケットを選択すべきである。
今後はより深めていきたい。