Yahoo! Googleの検索連動型広告を最大限に活かす SEM 成功の法則

最近Yahoo オーバチュアのシステムが変わった。マーケティング手法はSNSがプラスされた。『人・繋がり・絆』のキーワードが加わったと捉えている。こう考える端緒にはSEM効率のダウンにある。会社としてはSNSプランを構築しつつSEMをテコ入れしなければならない。本書はそんな意味での再読になる。

“検索”は販売やサービスを利用しようとするweb利用者の方々がどんなキーワードによって“検索”をするかと想像することから企業側のプランは始まる。会社はそのキーワードを用いてSEOをかけPPC(オーバチュアやアドワーズ)で広告する。その左脳はクリエイティブというよりもロジカルシンキングだ。

成功の鍵はROI(Return On Investment 投下資本利益率)を如何に高めるかだ。角度を変えれば如何に損益分岐点を下げるかにある。広告には“予算”がつきまとう。当然のことだ。PPCは予算も大切だが獲得単価がKFSとなる。ユニークユーザー、レスポンス、獲得となる。商品販売のようなケースでは顧客単価や商品当たりの数値も必要だろう。私はここのせめぎあいから厳しさを感じてきたのだ。本書には“成功の法則”との副題がある。2008年初版なので環境は変わっている。しかし変わらないものある。PPCの原理原則。【予算でなく獲得単価】で判断せよだ。本書は次のように述べている。

『…..予算ではなく獲得コストです。もし目標とするROIが達成できているのであれば広告の損益は黒字なのだから、獲得する顧客の数は多ければ多いほど売上も利益も増えるのはあたり前です。だから予算を超えようが目標とするROIが実現できている限り、自信を持って広告の掲載を続けることができるわけです』

自らの文脈に落とせば“再び全体検証”からやり直すことだと痛感した。ROIを構成するすべてのことを見直しROIをあげる。もう一つは時間軸をどう判断するかだ。ユニークユーザーからレスポンス、レスポンスから契約までの期間をどう捉えるかだ。仮に1年かかるとしても獲得結果が出れば良いという考え方もある。

いまいちど全体を見直しながらマーケティングプランを構築したいと考えている。

 

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