ポスト資本主義の時代     P.Fドラッカー

ミッション

明確かつ焦点の定まった共通の使命だけが、組織を一体とし、成果をあげさせるのです。焦点の定まった明確な使命がなければ、組織は直ちに組織としての信頼性を失うことになるでしょう。

企業目的を明確にして自社がなぜこの世に存在しなければならないのか
 自社が社会の中で目指しているのは一体何なのか
 自社は何を実現するためにビジネスを展開しているのか
経営方法や重要な経営方針を明確にする
社員の行動指針を明示する

起業時に“顧客の創造”を目的に設立した企業は強い。それは自らがやるべきことがぶれないからだ。社会の要求に気づきを得て行動に移した企業は早々に社会から評価を受けると思う。ときには社会からなかなか評価を得られないケースもある。最初に経営を難しくさせるのはこの時期だと思う。この評価との乖離をどう埋めるかの考えを示したものが戦略と言っても良い。立場が変われば戦術にもなる。

だがまずはミッションを繰返し考察することなのだと思う。存在理由を徹底して考察し自社がいかに社会に求められるべき器であるかを何度も確認する。時代の要求が厳しければ中途半端な存在理由では立ち行かなくなる。

節目には自己の文脈に落とし考えを深めることが必要だと思う。

 

 

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