目標達成の技術  青木仁志

On 2013年3月15日, in life Style, by admin

目標達成の技術

目標達成の技術  青木仁志

“目標達成は技術”というのが先生の主張です。目標が大きく遠ければ遠いほど、強い心を必要とされる。強い心さえ本書を元にすれば作れるというのが著者の主張だと感じながら拝読しました。自己啓発を語る本は、ところ狭しと書店に並んでいます。しかし受験参考書と同じで、数多くの参考書を購入するよりも、気に入った一冊を選んで実践する。ここに尽きるように感じています。さしずめ私の師匠は著者になるのだと思っています。出来が悪くとも日々精進を重ねることで、頂に少しでも近づきたいと思っています。

本書は目標達成の扉、真の目標設定、目標達成の障害、目標達成の原理原則、達成計画の立案、信念の力、自分との契約といった7章で構成されています。各章の中身は濃く、再読すればするほど気づきを得られるのだと思います。述べられていることを自分なりに咀嚼し考察し実践へ落とし込む。できなければ再読し更に深め実践し自己管理をする。その根底にあるのは“何を選択し求めるか”ここが目標達成のスタートだと述べています。
著者は次のように述べています。

「…人生理念はあらゆる物事を判断し、選択する羅針盤になります。自分の最も大切にする価値観を明確にすることで、広大な世界、有限な人生の中で戦略的に自分を活かすことができるのです」

指針さえ明確であれば、日々の実践は少なからず前進しているのでは無いでしょうか。“行動と指針の一致”これに尽きるのだと思います。楽とは縁遠い世界だと思います。順風満帆に人生を歩んでいるかに見える人の轍も、数多くの出来事を乗り越えています。乗り越えることが自信へとつながりもっと高い頂を越えることも可能にしていくのではないでしょうか。高い頂を登る過程は、自らの非力さを知ることとなります。家族や友人、ステークホルダーの大切さを一層知り、乗数的に発展するのだと思います。

本書はこのようなエッセンスが細部につまっており、これまでの自分人生を振り返る良い機会を与えてくれと感じております。こうした学びを得、研鑽を続けることで、3歩進んで2歩下がるといった歩みのスピードが1歩下がるように進化し更にはスピードおも加速するのだと思います。実際の行動は、自分をいじめる、ストイック度を増していくこととなります。“ストイックを快楽にする”これが目標達成の基礎なのかも知れません。

 

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