できる人の勉強法

雑誌プレジデントで著者のことに興味を持ち、早速アマゾンで著書を購入。本書は勉強方法の本。それも学生から社会人を対象にしている。仕事ができる人は勤勉な人が多い。継続的に成長する人ほど勉強を重ねている。新聞・雑誌・読書・勉強・専門知識(仕事)等など同じ1日24時間なのだろうかと思ってしまう。徹底して効率を追求しているから可能なのだろうと思う。

まずは“効率を追求する”という気持ちにならなくてはいけない。著者はその点のついて次のように述べている。
「イヤと思って勉強しても、脳が拒否反応を示すだけ」・「一般的には“努力”の定義を“イヤなことを無理やりやる”と思っている人が多いと思います。しかし、これは大きな勘違いです。私がこじつけた“努力”の定義は“楽しくなるように、一生懸命に工夫すること”これなら時間対効果も自然と上がります」

“楽しくする工夫”は集中や継続に影響するなと実感します。いまの艱難辛苦は将来に必ず結びつくと思えば、集中・継続するための方法が浮かんできます。これが継続や習慣の違いから生じる能力の違いに結びつくのだと思います。こうして考えると考え方・興味・集中・継続=能力UPのフローが成立することは明らかです。またこれが持続的に回転し結びつくようにも感じます。ロジカルに証明されているように思います。

考え方・興味・集中・継続=能力UPのフローは一つ欠けても成立しないように思います。本書は“勉強”に強制または興味がある人の本なので考え方や興味は除いても良いと思います。要点を集中と継続に絞り込んでも良いように思います。集中の方法について著者はこんな提案をしています。

「…この30分ワンダッシュは、それぞれ違うことをやります。たとえちょっとの休息を入れるにしろ、同じことを1~2時間やるのは私にはかなり厳しいです。同じことを2時間んもやっていたら飽きますから…..“30分でいいから速くやろう”と思う癖を作る。…まず「速くやろう」と強く意識することです。「30分でもいいから、必死に集中して速くやろう」と思う癖を作れば、この30分の時間対効果を劇的にアップさせることができます」著者は30分集中・5分休憩を繰り返し2~3時間、集中を維持することを目標としている。

ここで思うのは著者のような人物でも、工夫を繰り返していることだ。一日三省、日々少しでも成長する。こうした心構えが成功の礎なのだと思う。礎がしっかりとしていれば崩れることはない。日々礎に手を加え強化しながらチャレンジすることが大切なのだと思う。

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>