社会企業論講義 所感
昨日は2回目の講義。原発問題の教示を頂いた。講義は多義に及んだが、ここでは原発問題について延べておきたい。橋本市長は大飯原発に猛烈に反対をしている。ロジックは誤っていないが政争にしているようにも見える。田坂教授は自らを最も厳しい推進派だと延べられていた。
だが推進の条件は極めて厳しい。その条件で出発するには、ゼロからの再スタートとなる。問題の根本は何か。乱れた政官財の関係は容易にうつしだされる。それとともに、こうした環境を許してきた “国民”に問題があることを語られた。
このブログでも何度か書いてきたが、小泉旋風、民主党の風、橋下ブームと大衆は雰囲気や旋風の中で判断選択を下してきた。旋風の中で深い問いもないままに投票する。ありえない期待を持つ。麻生政権や民主党は旋風を吹かすために空手形を切って分配を行なってきた。メディアにも問題はあるが国民自身に問題があると考え発信してきた。
先生はケネディの「あなたの国があなたのために何ができるかを問うのではなく、あなたがあなたの国のために何ができるのかを問うてほしい」という演説を引用し、国民一人ひとりが民主主義の当事者になることが大切であると延べられた。講話は原発問題の文脈で語られたのだが、節電や太陽光など当事者である我々ができることからまず実行する。こうした意識を持つこと重要性を延べられた。
昨年の夏、我々は当事者となって行動をした。それ以降、時間があるにも関わらずどれだけ当事者として考え行動をしただろうか。私は失念していたと言ってもよい。夏に向かって家電を買い変えるなどするべきであったろうに。
“当事者意識を強く持つ”まずこのことから自分を戒めたいと思う。日々内省し少しでも成長できるようにしたい