現場でプロが培った Google Analyticsの使い方 (WEB PROFESSIONAL)
12月からサイトのマイナーチェンジを18箇所行ないました。リスティング広告費は鰻登り!費用対効果があがるよう、Analyticsを始めとしたアクセス解析ツールを使いながらリピート数や率、遷移率、滞在時間などできる限り行なっています。いまだ合格点を得られず少し焦りを感じています。
これはウエイブマーケティングを考察するうえで使っているフローチャート。色々とツールをつかないながら思考の整理を重ねています。ときにはホワイトボードをポスト・イットで一杯にしながら一人会議も行ないます。そのときの思考方法をまとめたのがこのツールです。KJ・Plusということになるのでしょうか。マーケティングはそんなことと、本書のような参考書を手もとに分析、創造、実践を繰り返しています。
本書の書評は以前にも書いたことがある。使いながら感じるのは“親切・やさしい”ということです。たとえば用語解説です。
「そもそもノーリファラーって何でしょうか。Google Analytics日本語版では「ノーリファラー」と表記していますが、英語版では……リファラーとは、HTTPの要求に…..」と
技術解説がなされます。その上で
「URLを直接入力した
Webブラウザーのブックマークから訪れた
電子メールのメッセージ内のリンクをクリックした
RSSリーダーでRSSフィードのリンクをクリックした…」
などわかりやすい解説を加筆してくれます。こうした解説の有無によって読み進むスピードや理解度は大きく変わっていきます。
分析は絶対条件であることに間違いはありません。しかし最終的には「訪れる人の気持ち」を如何に感じ取れるにかかっています。これは営業力とは全く違うものです。またマーケティング書の書評の時にでも書きたいと思います。
Webサイトを立ち上げている人すべてにお勧めの一冊です。