手帳カスタマイ術   舘神龍彦

On 2011年12月8日, in 経営者, by admin

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 手帳売り場はいまが旬。予定を記入するだけなら良いが活用度を深めるにはオリジナリティが必要になる。自身はFILOFAXとMOLESKINEを使っている。FILOFAXは薄型のもので予定のみを書き込んでいる。自己管理はMOLESKINEのA6版・グラフ用紙タイプのものだ。

 MOLESKINEに出会って3年になるがいまの使い勝手に落ち着いたのはこの半年だ。“手帳に目標を書き込み毎日見直す”ことが成功の秘訣というようなことを成功者は良く語っている。本書にも『夢を実現するにためには、「1年後」「3年後」「5年後」の理想の姿を書いておいたり、事業目標であれば「ミッション」「狙い」「期限」「作業」「そのためにやること」といった記入欄を作ることで意図が明確になり、常に目標とその背景にある狙いなどを意識することから、ぐっと実現の可能性は高まるのです』とある。

 だが問題はこの『意識』だ。毎日見る週間を着ける。しかし3連休もあれば人は忘れかねない。忘れないための方法を自分の物差しで考えなければならないと思う。実現への行動が伴っていないのは『伴わない理由』があるからだ。まさい“人それぞれ”なのである。

本書を取り上げた理由は“オリジナルの作り方”を多数提案しているからだ。私もダウンロードして貼るということはあまりやっていない。どちらかと言えばMOLESKINEに毎日、直接線を引き記入している。その理由はそれが自分にあっているからだ。だが一般的には本書で紹介している“ダウンロード → 貼り込み型”の方が使い勝手が良いと思う。それをオリジナルにカスタマイズすることが良いのではないかと思う。

本書でも著名人にオリジナル手帳についてこう述べている
『彼らが自分の手帳を作り上げるのに参考にした学者や経営者などの有名人の手帳もカスタマイズの結果です。……注意したいのは、彼らの手帳はどれ一つとして同じものがないことです。ベースになる手帳は同じでも、利用目的もカスタマイズの方法もバラバラです。つまり、自分なりの手帳を作り上げることこそが、カスタマイズなのです』

自己実現の秘訣はオリジナル手帳の作成に“真剣に取り組む”ことではないだろうか。意外とこれは真実だと思っている。考えを実現するには方法を考え、工程を組み実行するだけだ。うち2点の“工程と実行”は手帳による自己管理で可能となる。考えをまとめるのも紙ベースで手を動かすことが良い。ここでも手帳は活用できる。場所を選ばないこの方法を今後も活用していきたいと思っている。

 

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