最近のマランソン大会はずいぶんと活況らしい。大きい大会の倍率は相当のものだ。私はそんな大それたものでなく運動不足解消に過ぎない。それでも雨などで走れない日が続くと体の切れが悪い。体調管理、モチベーションUPとランニングから得られることは多い。是非おすすめしたい生活習慣だ。習慣にするには好きなコース作りが必要。そこで今回は四季折々を楽しませてくれる、私のランニングコースを紹介したい。
走るのは朝か夜になる。ここで紹介するのは朝の境川コースだ。この川は江ノ島まで続きサイクリングコースとして自転車雑誌などに紹介されることもある。自宅から500㍍ほどで到着する。
ここを起点に往復4~5㌔がいつものコースとなる。このコースは休日ともなるとバードウオッチングをする人を見かけるほど鳥が多い。写真の木に巣があるのか朝は囀りで賑やかとなる。緑と鳥の声を聞きながらの深呼吸は気分を新たにしてくれる。寝起きで気分が乗らない日もあるのだがこの場に立つとやはり来て良かったと思わせる。
この紅葉を間近になるとコスモスが程良く咲き乱れる。日頃は愛でること数少ないがこうして意識をすると近隣やNPOの方々などの手入れを感じ入る。
3本程度の橋を超えて折り返し地点となる。反対側から走ったコースを眺めながら走り続ける。最初に超えた橋に公園がある。公園といってもベンチひとつあるわけではない。小さな森のよう数多くの植栽がなされ肌寒い朝など凛と貼った空気が気分を新たにしてくれる。山へ行く理由の一つに森と土に囲まれたいということがあるのだが、ここではほんの少しその気分を味わせてくれる。
ここからわずかでラニングコース終える。ここから舗装が完備されていないところもあるのだが季節を数多く感じさせてくれる。
こうした朝の自然に助けられているように感じる。恵とはこうした場と時間を言うのかもしれない。