10/10 瑞牆山を楽しんだ。今回は約一年ぶりに大学院の友人がパートナーだ。瑞牆はこれで3回目。なんども行くのは、標高、地形など近場でありながら満足させてくれる日帰りコースだからだ。相模原は前日夜天気が崩れた。そんな心配を他所に絶好の山行日和を迎えることができた。いつものあずさで韮崎に8時37分着。バスで約1時間揺られ瑞牆山荘登山口へ。
約3時間で2230㍍の山頂を目指す。前半1時間は緩い登りだが清流のせせらぎが聞こえると岩場の急登となる。鎖場が3箇所。他にも岩場に手をかけながらの登りが何箇所もある。何度行っても楽しみが深い。高度を稼ぐと恥ずかしげに色づき始めた紅葉を楽しめた。昨年は八ヶ岳で終わりに近づいた一度きりの紅葉だったが今年はスタートから満喫できそうだ。今年こそ北アルプスへの願いは難しそうだが南アルプスや八ヶ岳がその代わりをしてくれそうだ。
昨年の初夏、この山で節煙を決意。今年の北岳で酒量の減量。どちらも辞めてはいない。いつも山行は何かを教えてくれるように感じてならない。当然ながらWebや本などいつも一緒のツールから離れる。脳内だけで何かを育もうとする。急登はそれさえも許さない。考える事を許されないほど厳しさが本能を引出すようにさえ思える。
この日も無事山頂へ。 ところどころガスってはいたが南アルプスが一望できる山頂は見事だ。青空の下で味わう達成感はそれまでの苦しみなど瞬時に忘れさせてくれる。この日も最高の山行を楽しめた。