トレランと迷ったが、2時過ぎまで時間があったことから一年ぶりに道志を走った。自分では山中湖を目指す予行演習だと思っている。目標の山中湖は標高1100㍍を登る。予行演習とはいえ目的地まで約450㍍の登りは厳しい。夏の暑さ以上に脚力の問題が重くのしかかってくる。この45日、怠惰な生活と“さよなら”したはず。しかし失った体力を取り戻すには些か時間が足りていない。
コースは中央青のラインを進む。概ね半分が今回のゴールだ。時間は2時間足らずなのだが、この2時間が【登り】だ。時折の下りも登り返しを考えると“もったいない”気分となる。
確かに苦しいが、数回繰り返せば体力や経験から苦しさも緩和されるはず。山と同じで苦しいだけのうちは心から楽しめない。そこを超えることが必要なのだと思う。折しも前日【7つの習慣】訳者であるジェームス・スキナーのセミナーへ出席。あと1%の努力、できないというネガティブな心との戦いについて受講。耳元で囁きを復唱しながら走り続けた。練習を積んで紅葉の時期までに山中湖を目指したい。
厳しくもあったが楽しい1日だった。