「朝型人間」の成功哲学―決め手は朝45分の“早起き”にある! (知的生きかた文庫)

あと数日で今年も折り返し。年初に立てた目標に向い多少の進捗はあるがこのままでは達成は難しい。達成の暁には“ライフスタイルのチェンジ”が成し遂げられる予定である。ライフスタイルそのものをより充実させたい。そのためにはより時間を確保し集中力を増さなければならない。量と質の確保が課題である。

こうしたとき良く考えるのが『朝時間の活用』である。今年に入り酒の飲み方を変えた。結果として昨年と比べれば質、量ともに確保されている。その時間を使って軽くラニングを始めた。ここでもう一段高みを目指したく実践を試みるが結果が得られない。そこで『朝時間 活用』のキーワードで本を数冊買い求め自分を実践の“素晴らしさ”を脳に染みこませようと考えた次第である。本書はその1冊目となる。

一章冒頭に『仕事柄、いままで3万人以上の経営者、ビジネスマンと会ったが、そのすべて、全員と言っていいほど、成功している人はみな【朝型人間】である』と述べられている。多少大げさであるが傾向は私も周囲でも同様ある。“朝型=成功確率を高める”という式はどうやら成立しそうだ。

“緊急性、重要性が共に高い”“緊急性は低いが重要性は高い”この2つの象限を日々実践することが人生の質を高める。“緊急性は低いが重要性は高い”ことを日々積み重ねることが長期的成功の秘訣と断言できる。“朝型=成功確率を高める”はこの実践版だろう。朝時間の活用カテゴリー様々だが本書はこのあたりを詳しく解説をしてくれる。ようするに“習慣改善”のひとつなのである。本書は“習慣”について次のように述べている。

『成功する人はいい習慣を持っているのに対して、成功できない人は悪い習慣を持っている。補足して言えば次のようになる。成功できる人は「これはいい!」と思うことにであえば、それを習慣化することができ、成功できない人は「これはいい!」と思うことにであっても習慣化せず、以前の悪弊を、いつまで経っても後生大事にしたままである』

ストイックでM的な生活なのかも知れない。怠惰とは程遠い。現在の自分の立ち位置を変えられるのは自分しかいない。いままで同じことを続けていればあまり変化がない生活しか待っていない。どういうカーブを描けるかは自分自身ということになる。実践あるのみということになる。

 

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