2月下旬 川苔山依頼久しぶりの山行。仙台に住む岳父とゴールデンウィークに会えたことで山行を解禁した。今回は百名山にも名を連ねる【瑞牆山】。昨年の7月依頼となる。パートナーはいつもの従兄弟。
中央本線 韮崎駅からバスで1時間強。失念していたのだがバス代金が片道2000円には少し驚きを覚えた。工程は約程5時間半。富士見平を目指しスタート。息がなれるまでゆっくりと進む。意外とこの時間が辛いときがある。富士見平小屋で休むこと無く沢付近の休憩所で軽い昼食を取ることにした。
山に行く度、静かな沢の音、若葉や土の匂い、木漏れ日といった自然の恵みに感謝する。子供は遠足などで自然に接する。環境問題が問われて久しいが自然に接し人の意識を変えることで考え方を変えることができないものだろうか。自然に感謝する心を少しもつことで変えることができるかもしれない。
昨日もこうした思いの中で歩みを進めた。しかし休息後は岩の塊を巻きながら登ることとなる。足場の悪さも3000メータークラスへの訓練と思うとまた楽しく登れる。途中幾度か奇怪な山頂が見える。
これが見えると山頂までわずか。1時半の岩との格闘を終える。山頂付近はグループ登山で賑わいを見せる。些か苦戦を強いられ渋滞に。調度良い休憩と思っていると山頂が見えた。
山頂からは富士山、南アルプス、八ヶ岳が見える。風は些か冷たくアウターが必要だった。眺めを楽しみ水分を補給し下山を楽しんだ。
天候にも恵まれ気持ちのよい山行だった。これが仕事への活力であることに間違いない。