先般政治について議論をする機会があり日頃の雑感をメモにする機会があった。
2大政党制や多党制の賛否でなく選挙権者である我々に求められることは何か。
そのために政治が何をすべきかについてメモを書いてみた。

政治家とは理想とする国のありかたを示す義務がある。時間軸は各々違うがリア
リティを持って語れなければならない。

昨今の政治がポピュリズムという思いは普遍的だと捉えている。その要因はボト
ムアップ型目標設定にあるのではないか。マニュフェストと称した目標は長期的
国家ビジョンとは程遠い。困ったことに国政選挙の状況遺憾では方向性すら変わ
るのである。本稿はボトムアップを否定するものではない。しかし多数が情報量
知識、論理的思考が満足し得るものだとは考えづらい。結果として政治と近い距
離の声がボトムアップされる。この結果はこれまでの選挙で明らかだろう。今後
は選挙権者の年齢構成比率が一層偏り、産業構造は転換する。ことからこうした
傾向は強まることが予測される。しかしこれでは問題を悪化させる一方であり先
延ばしすらかなわない。

このような事から政治家が行うべきことは次のように考える。まず政治は、国民
が判断可能な情報を与えることである。次に俯瞰した長期的考察が可能な人材教
育を施すべきである。3つ目に現実を見極め一定限度問題解決可能な能力の育成
である。こうした要素が保持していなければ将来を見据えた判断選択はできない
のである。実行が疑われるマニュフェストに酔いしれた選挙に意味的価値を感じ
ることはできない。

そのうえで国民も後世に選択責任を果たせるのではないか。

 

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