昨夜ピアノリサイタルに出かけた。美術館などと同様に定期的に楽しみたいのだが、どうしてか機会が少ない。自ら機会をつくろうとネットで調べ演奏者に出会った。
演奏者のピアノを聞いたことはない。しかし曲目がショパンであること、今年は定期的に足を運ぶことに決めたことなどからリサイタルを楽しむことにした。
リサイタル当日までに演奏曲を聞いておかなければならない。あたりまえのことであるがそれだけで全く楽しさが違う。手元にCDが無いものもあり先週CDを2枚程購入した。当日まで4~5日しかない。こうしたきamazonは実に便利だ。この間しっかりと聞き込み当日を迎えた。
感想に先立って演奏者について少し紹介したい。
『日本を代表するショパンのスペシャリスト。ナショナル・ディションによる2曲のショパンのピアノ協奏曲・1台ピアノヴァージョン、コントルダンス変ト長調などの世界初演奏者。ポーランド国立音大研究科終了。1995年マリーエンバート・ショパン国際ピアノコンクルール第3位入賞 』という輝かしい経歴を持つ。
詩的な表現ができないことがとても残念でならない。ポロネーゼ 第3番 イ長調 作品40の1を小学生の時にTVで聞いたことが、僕が今でもショパンを聞くきっかけなのだが、語り聞かせるピアノは楽譜の意味もわからない僕が一音も逃すまいと全神経を集中させる。さらに聞き込んだCDとは違う演奏の迫力に圧倒されるのだ。
久しぶりのこうした時間を得られたことに心から感謝をしたい。経営はアートとサイエンスを編集である。美術や芸術を身近な存在にすることは自己を成長させる。楽しむことも含め、月に1~2回こうした時間を取るようにしたいと思った。
そう思いながらホールで頂いたチラシを拝見すると、4人の演奏者によるリサイタルチケットが販売されている。取り急ぎ購入することとした。一度こうした機会を得るとこんなものかも知れない。これからの4ヶ月間が楽しみである。
間近に迫る次回のリサイタルが実に楽しみである。