年末も押し迫った26日望年山行を行った。 本社ヶ丸は山梨県大月市に位置し標高1631㍍とあまり高くはない。山行前日、山梨県甲府市は氷点下5℃を記録していた。直前の茅ヶ岳は山頂が雪で覆われていたことから軽アイゼンを持参し以下の行程で山行に望んだ。
登山口 0:20
清八峠 1:30
本社ケ丸 0:35
新道分岐 0:40
角研山 0:15
笹子駅 1:55
登山口までは大月からタクシーを利用。1時間半のアスファルト歩行をカットした。これもひとえに公共工事になせるわざか。
さて登山口から30分も登ると道に雪が見え隠れし始める。買ったばかりの軽アイゼンを使えるかと楽しみにしていた。しかし実際はアイゼン無しでの登山は難しかったのだ。多少凍っている箇所もあり、ガリガリと最初の目的地清八峠へと進んだ。そこでなんと【クマ】出没の後を発見。こんな出会いがあるとは。
登山では熊鈴というものがある。鈴を鳴らすことで存在をクマに教えるのだ。
静かな空間が壊れるようで好きなれないが、一考する価値があるのかもしれない。
こんな発見をしながら清八峠を超え一路山頂へと向かった。富士山に雲はかかっているのだが、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳と実に素晴らしい眺めだった。
こうしたときは、山行を可能としてくれるすべてに感謝の気持ちで満ち溢れる。
昼食はカップスープが冷えた体を温めた後、一路下山へと向かった。今回もパートナーは登山の大先輩である小生の従兄弟である。