茅ヶ岳・金ガ岳  山行日誌 

On 2010年12月27日, in life Style, by admin

 12月23日日帰りにて【茅ヶ岳・金ガ岳】を参考した。茅ヶ岳は私にとって大変アクセスがよい。ゆったりとした出立が可能だ。自宅から概ね2時間で登山口まで到着する。
 茅ヶ岳は百名山で著名な深田久弥氏終焉の地でもある。山行昼食時に脳溢血での突然の亡くなったと言われている。

 本山は深田久弥氏終焉の地を記念した公園が登山口となる。幅広い登山道を歩み始める。この季節少し歩くとアンダー一枚で良いほど熱くなるのだが、体があたたまるまでは強烈に寒い。スタートラインに着く、マラソン選手気持ちをほんの少し理解することができる。

1時間程登ると最初の目的ポイント女岩に到着する。女岩は幅20㍍高さ10㍍の岩盤となる。ここから少し急登である。手足を使う箇所が数カ所あったように思う。汗を拭きながら女岩と同じように30分程登ると茅ヶ岳山頂となる。途中深田久弥が亡くなった地に石碑が立つ。ここで昼食をとっているときに死去されたとのことだが、ここから眺める八ヶ岳は実に雄大で美しい。その後変更になったのだがこの時は、30~31日に八ヶ岳山行予定をしていた。あの雪山にチャレンジするのかと思い、“わくわく”と“どきどき”が入り乱れ。こうして写真などとっていると凪いではいるのだが実に寒い。

  

 稜線の気持ち良い寒さを感じながら山頂へと向かう。寒いはずである。山頂は一面真っ白な雪で覆われていたのだ。足を踏み入れると10㌢には満たない。アイゼンが無くとも大丈夫かと感じるが、軽アイゼンの準備を怠ったことを反省せざるを得ない。
雪で覆われた足元のもと、昼食には早いので小休止を兼ね素晴らしい眺望を楽しむ。

 途中岩場を超え金ガ岳へと向かう。予測されたことだが稜線は雪に覆われている。上りはまだしも“下山でアイゼンが無いのはまずいな”と思いトレースを確かめながら登った。途中冷たい風は気分良く下山のリスクを時折忘れさせる。また今年は雪山をしっかりと楽しもう、ゴールデンウィークまで何本行けるかなどのんきなことを考えながら一路金ガ岳へと向かった。

 ここまでも約1時間で到着。金ガ岳山頂は茅ヶ岳以上に雪深かった。また金ガ岳に負けず眺望も美しい。昼食とも思ったが体調を考え、山行の喜びを噛み締めながら下山することとした。
ここまではトレースがしっかりとあったのだが、下山ルートはまったくトレースがない。ルート確認には注意を払い赤いリボンもあることから間違っていることは考えづらい。どうやら車での山行らしく往路はそのまま戻っているらしい。アイゼンもトレースもないが他に選択肢はないので注意深くゆっくりと足をすすめることとした。

30分も雪道をあるくと少し土が見え始めた。もう終わりかと残念な気持ちであったが温泉を目指し、明野村ふれあいの里を目指した。

実に気分の良い山行だった。来年早々、雪山トレーニングとしてチャレンジしたい。

 

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