著者は図解を伴って思考し問題を解決や発想をはかることで著名な人物である。自己啓発と自己管理を考え本書購入した。手元に届くと主たる中身は手帳であった。しかし目標達成や自己管理についての考えや手法が50ページ程記載されており目的は十分に達した。
毎年秋にあると来年の手帳が販売されるが最近は手帳ブームらしい。女性はプライベートとビジネス2冊持つ方もおられるようである。いままで“手帳による自己管理”の類はずいぶん購入したように思う。また著者が誰であれ中身に大きな違いはない。それでもこうして時折購入するのは『自己啓発』と『自分のプロデューサーは自分自身』ということを改めるためだ。自らを戒めることが目的である。
大きな違いはないが少し本書の特徴を紹介したい。
第一の違いは図解により自己を棚卸し、価値観を見出そうとすることにある。
こうした図による考えや過去(キャリア・価値観)を整理する機会を持つことは大変重要である。自らが“求めているコトは何か”を心の中から導き出す作業となる。そのうえで自己理念を具体化し目標設定をする。本書はこうした本来最もやらなければならないコトの手伝いをしてくれるのだ。
ひとつのドメインを定め、積重ねの一年を過ごすことが長い人生において重要である。そうでないと『スクラップ&ビルド&スクラップ・ライフ』となってしまう。結果としてなにも構築されていない。こんなあたりまえのことをどこまでわかっていたのだろうかと思うことがある。
本書を通じて来年以降のプランをしっかりと考え実行したい。
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