山行日誌  大菩薩嶺

On 2010年10月25日, in life Style, by admin

山行日誌  大菩薩嶺

 月例山行が仕事の都合で、今回は日帰りとなった。日帰りで人気の奥多摩や丹沢も検討したが、山梨・長野のダイナミックな地形や喧騒を離れた静けさを思い、今回は大菩薩嶺へ歩みを進めた。
大菩薩嶺は標高2056m。標高は低いが百名山でもある。昭和30年代は夜行列車で行き登ったらしい。塩山周辺の飲食店ではそんな話を聞くことができる。丸川峠をはじめとして、いくつかのルートを楽しめるのだが、日没が早くなっていることから概ね5時間のルートを選んだ。

上日川峠~福ちゃん荘 0:25
福ちゃん荘~大菩薩嶺 1:10
大菩薩嶺~大菩薩峠  0:45
大菩薩峠~福ちゃん荘 0:40
福ちゃん荘~上日川峠 0:20
上日川峠~千石茶屋 1:10
千石茶屋~登山口入口 0:30

2割程度の余裕を考え4時には下山することを考えると、これからの季節の日帰りは中々難しい。実際テント泊は4時が夕食の目安となる。これが自然の生活なのだろう。
またこの季節の山行は紅葉も楽しみの一つである。しかし2週間ぐらい早いだろうと期待はしていなかった。しかし意外と山は色づいており紅葉を楽しむことができた。

9時に塩山到着し、タクシーで上日川峠へ向かう。空気が澄んでいてとても気分が良い。いつも来て良かったと思う瞬間である。軽い登りをゆっくり20分進むと福ちゃん荘へ辿り着く。ここでの賑わいに少し驚きを覚える。

この理由は峠へ到着するあたりで納得が得られた。福ちゃん荘を後大菩薩峠、大菩薩嶺へと進む。流行りの山ガールに多数出会う。緩やかな登りが続き急登などなく峠へ到着する。峠からの見晴らしは素晴らしく、甲斐駒ケ岳、甲武士岳などが眺められる。午後から雨の予報もあり雲の動きがとても速い。しかし満足を得られる眺望だった。わずかだが富士山も顔を出した。

峠からは稜線を歩む。途中には、ここが山頂かと見間違える2000mのポイントを過ぎると大菩薩嶺は間もなくである。この山頂は林に囲まれ眺望が無い。軽食を取り下山へと向かった。


下山後いつものように温泉へ浸かり、ビールを片手に山行を終えた。次回11月が最後の秋山だろう。12月から5月まで半年間雪山となる。雪に向かって鍛えることが今の私の使命である。

大菩薩嶺は2000mを超えるにも関わらず初心者でも十分に苦しまずに歩める。また山小屋が多数あるので食事も楽しむことができる。こうしたことが人気の秘訣なのだと思う。

 

2 Responses to 山行日誌  大菩薩嶺

  1. アオキサトシ より:

    藤田さん

    着々と山行されてますね。

    年内に一度はご一緒したいものです。

    先週は、娘を連れて奥多摩に行ってきました。

    登山ではなく鳩ヶ谷渓谷までのトレッキングコースです。

    河原でカヌーを見ながらカレーを作ってランチしました。

    外での食事はイイものですね。ホント!

    これからも娘には色んな経験をさせてやりたいと思います。

    熊の出没を怖がってましたが、結構楽しかったみたいです。

    その前の週は丹沢の大山に登って山頂でチーズフォンデュしました。これもまたサイコーでしたよ。

    しかし、最近の激務で寝不足が続き、荷も重かったのも重なり下りで膝が痛くなりちょっと大変でした。翌日にはほぼ治ってましたが、下山後のフットサルは断念…その日は飲み会もあり朝5時まで飲んでしまいました…ちょっとやり過ぎました(^_^;)
    今回わかったのですが、今まで膝が痛いと思ってたのですがどうも膝の上下の筋肉が疲労して痛みを感じてるようなのです。で、やはり鍛えるべきだと思いました。一応毎日筋トレとストレッチは欠かさず行ってます。
    カラダはそーとー堅い方だったのですが最近ホントに柔らかくなってきて、フットサルでも変化が出てきました。登山に関してもカラダが柔らかい方が疲労が少ないですし柔らかいに越したことはないですね。

    お忙しいとは思いますが、また食事しましょう!お時間のある時に誘ってください!

    では、年内あと何回山行できるかわかりませんがお互い気をつけてがんばりましょう!

    アオキサトシ

  2. admin より:

    是非 年内に一度行きたいですね。
    お嬢さんも大きくなったんじゃないですか?
    また近々に

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